コンピューターウイルスはホームページ・メール・SNSの閲覧、などによってパソコンへ侵入する特殊なプログラムです。
侵入したウイルスは、パソコンに悪影響を与える動作を行うため、適切な処理・対策が必要となります。
今回は実際にウイルスに感染するとどのような症状が起きるのか、感染しない為にはどのような対策を取ればよいのかご説明いたします。
ウイルスに感染してしまった
ウイルスに感染した時の主な症状
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パソコンが起動しなくなる、
動きが遅くなるウイルスの種類によっては、パソコンを起動するためファイルを破壊してしまうものや、不要な計算を繰返し行う事でパソコンに負荷をかけプログラム処理を遅延させるウイルスなどが存在します。
これらのウイルスに感染するとパソコンが起動しなくなったり、動作が著しく遅くなってしまう場合があります。 -
個人情報が抜き取られたり
流出してしまう情報漏洩を引き起こすウイルスとして代表的なものとして、利用者がキーボードに入力した情報を記録する「キーロガー」や外部に情報を勝手に送信してしまう「スパイウェア」など非常に悪質なプログラムでウィルスも含め総称して「マルウェア」と呼ばれます。
「マルウェア」に感染するとパソコンのユーザーID・パスワードだけでなく、パソコンに保存しているデータ、入力したクレジットカード情報などが外部に流出してしまう可能性があります。 -
ランサムウェアに感染して
金銭を要求される「ランサムウェア」とは、メールやWebサイトの広告表示などから感染し、パソコンに保存しているデータにロックを掛け操作出来なくなった上で、ロックを解除する代わりに金銭を要求してくる悪質な不正プログラムです。
「ランサムウェア」自体を削除してもロックは解除されず、実際に金銭を支払ってもロックが解除できる保証は一切なく、テレワーク需要の増加と共に被害件数も世界的に多数報告されています。
ウイルス感染してしまった場合は
万が一ウイルスに感染してしまった場合は次の措置をしましょう
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1
ネットワークから切断する
ウイルスの拡散・データの流出を防ぐため、パソコンをネットワークから切断しましょう。
有線接続している方はLANケーブルをパソコンから抜きます。
無線LAN接続している方は、無線LANルーターの電源を切るか、パソコン側の設定からWi-Fiを切断しましょう。 -
2
ウイルス対策ソフトを使って駆除する
予めウィルス対策ソフトがインストールされているパソコンであれば、ウィルス対策ソフトの更新情報を最新の状態にしパソコン内をスキャンしてみましょう。
スキャン後駆除対象のウィルスやマルウェアを検出したら削除して対処。ウィルス対策ソフトがインストールされていない場合、Windowsに標準搭載されている「Microsoft Defender」を利用して検出・駆除を行う事が出来ます。
では、ご自身で先ほど紹介したような脅威からパソコンを守るためにはどのような対策をすればよいかご紹介します。
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対策1
セキュリティソフトをインストールする
パソコンにウイルス対策ソフトをインストールして未然にマルウェアの脅威から身を守りましょう。
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対策2
OSをアップデートを行い最新の状態を保つ
パソコンのセキュリティを「最新の状態」に保つことでシステムがマルウェア(悪影響を与えるソフトウェア)に強くなります。マルウェア自体も日々新しいものが登場しているため、最新の脅威に対応するためには定期的にアップデートを行い パソコンを「最新の状態」に保っておくことが重要です。
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対策3
Windows Defenderの機能を使用する
「Windows Defender」とは、Microsoft社が提供しているWindowsに標準搭載されているセキュリティ機能です。
マルウェアを自動で検出して取り除く機能等があるため、ウイルス対策に有効です。基本無料の機能なので一定のセキュリティ対策はできても、 「未知のウィルス・マルウェア」を検知する機能はありません。市販のセキュリティソフトをご用意頂く方がより多くの脅威からパソコンを守ることが可能となります。
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