インターネットの接続方法

一軒家でインターネット回線が開通していない場合、インターネット回線業者・プロバイダーと利用契約を行い、回線の引き込み工事を行う必要があります。 利用料金や契約・サービス内容は回線業者、プロバイダーごとに異なります。契約前に事前に各社の契約内容、サービス内容を確認しておきましょう。

マンションに住んでいてこれからインターネットの契約を検討している場合は、まず現在のインターネット状況を契約書類や大家さん・管理会社から確認してください。 集合住宅のインターネット回線の状態は大きく分けると以下の3つに分類されます。

何らかの理由でインターネット光回線の工事が出来ない場合でも、インターネットを楽しむ方法の一つとして 「ケーブルテレビインターネット」があります。元々テレビ電波の届きにくい山岳地域や高層ビル群に対して同軸ケーブルを使ってテレビの情報を伝えるサービスですが、この同軸ケーブルと光回線を組合わせてインターネットを提供しようというのが「ケーブルテレビインターネット」サービスになります。

通常の光回線を直接家に引き込みますが、「ケーブルテレビインターネット」は家付近の交換機器までは「光ケーブル」で繋ぎ、変換機器から家までは「同軸ケーブル」で接続する為、配線工事が光回線では引き込めなくても、同軸ケーブルであれば引き込めるというパターンがあります。

光回線のようなインターネット接続は一般的に「固定回線」と呼ばれ、回線工事をした場所以外でインターネットに接続する事ができません。また、複数のデバイスをインターネットに繋げるなど、Wi-Fiを使用する為には別途Wi-Fi（無線LAN）ルーターが必要になります。

対して「モバイルWi-Fiルーター」は回線工事を必要としません。主に携帯電話などを扱っている通信会社が提供するサービスになります。 モバイルWi-Fiルーターは小型の液晶画面がついた端末で、携帯電話が使用する電波をインターネット専用の回線として利用する事で、電波の届く範囲であれば自宅はもちろん、電車など交通機関で移動しながらインターネットに接続する事ができます。 接続方法はWi-Fi経由で情報をパソコンやスマートフォンに伝えます。 名前の通り「ルーター機能」も有しているので、Wi-Fi機器を複数台接続する事が可能です。 一人暮らしの学生・国内の出張・短期間の転勤などが多く、外でのネット利用の多い方などに向いているサービスです。

モバイルルーターと同じようにモバイル通信用の電波を利用する接続方法として、近年普及している「ホームルーター」があります。 「ホームルーター」も回線工事は不要で契約後、機器が手元に届いた段階でインターネット回線に接続できる状態になっています。 「モバイルWi-Fiルーター」と違い、家庭用コンセントからの電源供給になるので持ち運びはできませんが、ホームルーターの機械自体が大型化することにより、アンテナもより大きいものが内蔵できるので安定した通信が可能になります。 さらに、「有線LANポート」を装備している場合もあり、デスクトップパソコンや液晶テレビなどでWi-Fiアンテナを内蔵していない場合でも「ホームルーター」から直接LANケーブルを差してインターネット接続する事が出来るのも「ホームルーター」の特徴と言えます。