パソコンが急に固まってしまってずっと動かない、度々フリーズするけど原因がわからない。
そんな方はいらっしゃいませんか?
今回はパソコンがフリーズしてしまう原因と、対処法についてご紹介いたします。
パソコンがフリーズする
パソコンがフリーズしてしまう主な原因
メモリ不足
パソコンのメモリ不足はフリーズを招いてしまう原因の一つです。
パソコンにおけるメモリの役割はアプリやOSを立ち上げたときに、一時的にデータを保存しておくことです。
例えるのであれば、メモリは何か作業を行う際に使用する作業机のようなもので、机の上のスペースが広い(メモリの容量が多い)ほど
たくさんの作業を同時に行うことができます。逆にスペースが狭い(メモリの容量が少ない)ければ同時に行える作業が減ってしまうというわけです。
メモリ容量の目安
容量 | パソコンで行えること |
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8GB | Officeソフトでの作業やネット閲覧が中心 |
16GB | ゲームや画像編集、マルチタスクなど |
32GB | 実況配信や映像編集、3DCG制作など |
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熱暴走
熱暴走とはCPUやHDDから発生する熱を下げることが出来ず、 高温状態になることでパソコンが正常に動作しなくなることを指します。
通常パソコンは搭載されているファンが部品の温度を調節していますが、 使用環境やホコリの詰まりにより正常に動作しなくなると熱暴走を引き起こしフリーズに繋がる場合があります。 -
ハードディスクの寿命や故障
毎日使われているパソコンのハードディスクの寿命は3~4年と言われています。
ハードディスクは作業したデータを保管しておく場所で、日々大量の読み取りと書き込みを繰り返しています。
長く使用していると、パーツの劣化で正常に動作しなくなり、急なフリーズが起きるようになります。 -
ウイルス感染
ウイルスに感染するとパソコンの動作が不安定になり、フリーズしてしまう場合があります。
特にメモリやCPUに負荷をかけるタイプのウイルスも存在しているので、 未然にウイルス対策ソフト等をインストールしておくことが大切です。
フリーズしてしまった際の対処法
電源ボタンを長押しする強制シャットダウンはパソコン本体の故障の原因を引き起こす可能性もあるため可能な限り避けたい方法です。
強制シャットダウンを行う前に出来る措置をしていきましょう。
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熱暴走を起こしたとき
パソコンの熱暴走は、パソコンの内部やファンにホコリが溜まっていたり、 直射日光が当たっていたりすると起こりやすくなってしまいます。 まずはエアコン等で室温を調節し、パソコンに付いたほこりなどを掃除します。
熱暴走はパソコンの故障に繋がりますので、適切な環境での使用とこまめな手入れを心掛けましょう。
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アプリの強制終了
アプリの不具合によるフリーズの場合は、原因のアプリを閉じて停止させましょう。
もし右上の閉じるボタンに反応がなく強制終了ができない場合は、 タスクマネージャーを利用して強制終了させましょう。- 「Ctrl」、「Alt」、「Del」キーを同時に押し
「タスクマネージャー」を選択 - 強制終了したいアプリを右クリック、「タスクの終了」を選択
特定のアプリのみフリーズを起こしてしまう場合は、 そのアプリに不具合がある可能性が高いので一度再インストールしてフリーズしないか確認してみましょう。
- 「Ctrl」、「Alt」、「Del」キーを同時に押し
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サインアウトしてみる
PCはさまざまな原因でフリーズを起こしますが、原因が特定できないこともあります。 そのような場合は一旦サインアウトをし、起動しているアプリを全て停止させましょう。
サインアウトの手順は以下の通りです。- 「Ctr」+「Alt」+「Del」を押すと、タスクマネージャーの他にサインアウトが表示されます。
- サインアウトをクリックします。
サインアウトをすると、アプリケーションを全て強制終了してくれて、再起動するよりも復帰が早い時間でできます。
パソコンがフリーズしてしまった場合、
まずは落ち着いて原因を調べ適切な処置をすることが大切です。
自分では対処法が分からない場合は、くらし応援119までお気軽にご相談ください。